次に読む本に迷ったら、人気作家のデビュー作はいかが? 完成度がすごいデビュー作5選 第二弾

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読書デビュー作2

次に読む本に迷ったら、人気作家のデビュー作はいかが? どんな人気作家にもスタート地点があります。デビュー作にはその後の作品群につながるエッセンス、魅力がつまっています。いわば宝箱と言えるでしょう。前回に引き続き、大人気作家のデビュー作を5作品紹介しますので、参考になさってください。

「密室の鍵貸します」東川篤哉

東川篤哉さんといえば、北川景子さん、嵐の櫻井翔さんがメインキャストでドラマ化された「謎解きはディナーの後で」の原作で有名です。軽快でサクサク読めて、それでいて奇想天外なトリック仕掛けの作品の数々を生み出しています。そんな東川篤哉さんのデビュー作はいかがでしょうか。

彼女に振られた貧乏大学生の戸村流平は、やけ酒を飲んで彼女を「ぶっ殺してやる」などと叫んで大暴れ。数日後、先輩の家に映画鑑賞を目的にやってきたが、同じ日に彼を振った彼女が何者かに殺害され、さらに先輩も殺害されているのを発見した流平。どう考えても流平が第一容疑者!!!

登場人物の掛け合いがコミカルで面白く、笑いながら読めますので

ミステリーをあまり読んだことのない人にも

お薦めです。

コメディかと思えば本格推理。

たまに本格推理と言いながらフェアでない話もよくあるのですが

この作品は、しっかり真相解明につながる伏線が貼られていますので

お薦めです。


「塩の街」有川浩

宇宙から飛来した塩の柱を見た人が塩化していく災害に見舞われた日本の都市。崩壊寸前の東京で暮らす、平凡な女子高生・真奈と自衛隊の戦闘機乗りの秋庭の恋愛が描かれるSF。有川浩さんのデビュー作であり、自衛隊三部作の一作目です。塩害という特殊な状況に置かれた、二人の恋物語に引き込まれていくこと間違いなしです。

塩害のことを新型コロナと重ねて読んでみました。

すべてが塩化していく世界で、恋愛が展開するのが面白い。恋愛小説のようなSF小説

「阪急電車」から有川浩さんの小説のファンになりました。

この自衛隊ものは敬遠していましたが、読んでみたら面白い!!

有川さんはデビュー作から人物描写が上手い! そういうところが魅力です。


「ローマ帽子の謎」エラリー・クイーン

本作「ローマ帽子の謎」から「スペイン岬の謎」までの国名シリーズ、探偵ドルリー・レーンが活躍する「Xの悲劇」から「レーン最後の事件(最後の悲劇)」までの悲劇4部作は有名です。

エラリー・クイーンというのは、フレデリック・ダネイと、マンフレッド・ベニントン・リーが探偵小説を書くために使った、ペンネームの一つで、小説に出てくる名探偵の名前でもあります。

エラリー・クイーンがその後の作家に与えた影響は大きく、日本では有栖川有栖さんが「ロシア紅茶の謎」から始まる「国名シリーズ」を発表しています。

無敵の天才探偵エラリー・クイーン、華麗に登場!

観客でごったがえすブロードウェイのローマ劇場で非常事態が発生。劇の進行中に、NYきっての悪徳弁護士と噂される人物が毒殺されたのだ。名探偵エラリー・クイーンの新たな一面が見られる決定的新訳!

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「読者への挑戦状」の趣向が好きです

細部まで読み込んでも、読者への挑戦で勝てた試しがありません。

何一つ気づけないポンコツですが、解答編を読むのは楽しいです。

クイーン親子の会話劇!

くすくす笑いながら読みました。


「氷菓」米澤穂信

米澤穂信さんのデビュー作は「氷菓」。古典部シリーズの第一弾です。

大きな事件は起きないけれど、小さな事件の謎解きの意外な展開がクセになる小説です。それに加えて、登場人物の繊細な心情が描かれていて、登場人物のセリフの節々に内面が見えてきます。

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年、折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ、登場! <古典部>シリーズ第1弾!!

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少ない手がかりでどんどん推理していく主人公の推理力がすごいです。

青春を主軸にした日常ミステリー。

過去の物語が浮かび上がってくる展開も良かった。

各話が短いので、合間の時間に読めてお薦めです。

なぜ文化祭をカンヤ祭と呼ぶのか? なぜ部誌のタイトルが氷菓なのか?

ぜひ読んでみてください。


「太陽の塔」森見登美彦

「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話体系」などで知られている森見登美彦さんのデビュー作。

京都の大学生の失恋と青春の物語です。

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

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大学時代を思い出しながら、カフェで読みました。

彼女はおらず、バイトに明け暮れていたクリスマスも、懐かしく感じられて悪くなかった。

京都に行きたい熱が高まってきました。

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