『下町ロケット』や『半沢直樹』だけじゃない!感動の逆転劇ストーリーが得意な【池井戸潤】さんのオススメ小説5選!

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『下町ロケット』で直木賞受賞、大ヒットした『半沢直樹』シリーズの著者でもある池井戸潤さん。実は他にも面白い作品を多数書いていらっしゃるのはご存じでしょうか?本記事ではそんな池井戸潤さんの小説を5つご紹介しておりますのでぜひご参考になさってくださいね。

『アキラとあきら』 池井戸潤

階堂彬と山崎瑛、同時期にメガバンクに入社した二人のアキラが主人公の小説です。

名前は同じアキラだが2人が育ってきた環境には大きな違いがあり、対照的な本作は銀行員として勤務していた池井戸潤の経験が存分に生かされている。

企業の立て直しを図りたい企業側と債権回収をしたい銀行側の思惑が交差する本作品は稟議申請を行ったことがある社会人はのめりこむこと間違いなしです。

これから社会人になる学生や金融関係に勤務しているビジネスマンには特におすすめしたい作品。

感動の大逆転ストーリー!社会人にはしびれますね。竹内涼真さん、横浜流星さんのダブル主演で映画化された『アキラとあきら』も良かったですよ!

映画『アキラとあきら』予告【8月26日(金)公開】主題歌:back number「ベルベットの詩」
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『ルーズベルトゲーム』 池井戸潤

中堅電機メーカーの青島製作所を舞台にした物語です。

ノンプロと呼ばれるプロ野球一歩手前の企業に所属する社会人野球選手を取り上げた作品です。

本作では倒産の危機に追い詰められた青島製作所の経営と社会人野球チームの立て直しを図ることになります。

作中では経営と野球が交互に描かれており、まるで野球の試合の裏表のようで面白いです。難局に次々と直面しますが、それでもあきらめずに活路を見出して逆転していく様子はビジネスでも野球でも大切なことがわかる作品です。

ドラマ版『ルーズヴェルト・ゲーム』はご覧になられましたか?本作品では心に突き刺さる様々な名台詞や名言が誕生しましたよね。

ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の心に突き刺さる名台詞・名言集
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『七つの会議』 池井戸潤

中堅メーカーの東京建電が舞台となる本作品。

社内で仕事をしないグータラ社員で評判である八角という人物がカギを握る企業小説。

不可解な人事異動によって八角の上司である坂戸がパワハラのため更迭されるが、そこには東京建電が抱える闇が広がっていた。

本作は企業による隠蔽とそこで働く社員に対する「正義」に対して問う内容となっており、もしも自分が働いている会社で同じことが起きたらと考えてしまう作品です。

会社に入るということはその組織のルールに従うことになりますが、それはどういうことなのか考えてしまうのでこれから就職活動を控えた学生に非常にオススメです。

池井戸さんの描く物語は中盤から最期にかけて盛り上がっていきますよね、そういうところが好きなんですよね!

2019年に公開された映画版『七つの会議』も話題になってヒットしましたよね。私は映画版の方が個人的に好きです。

「七つの会議」予告
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『民王』 池井戸潤

私たち入れ替わってる~!

しかし入れ替わったのは中高年の総理大臣と就職活動を控えた大臣の息子が入れ替わる「新・君の名は」とも言えるストーリーです。

総理大臣である父親と息子が入れ替わる本作はロマンチックとは縁が遠い作品ですが、入れ替わりを通じて父が子の、そして子が父の仕事や考え方に触れることによって絆を深める本作品は笑いあり、涙ありのエンターテインメント小説です。

これまでの池井戸潤の作風とは一風変わって政治を舞台にしており、とっつきやすく幅広い年齢層にオススメの笑って楽しめる作品です。

心が和み、朗らかかな気持ちにさせてくれる物語となっています。ドラマ版も思わずクスっと笑ってしまうシーンが盛りだくさんです。家族で安心して観れますのでおすすめですよ。

民王
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『かばん屋の相続』 池井戸潤

タイトルになっているかばん屋の相続を含めた池井戸潤さんの短編小説集

主人公は主に銀行員や信金の渉外担当者で企業を支援する側ですが、取引先の会社社長とのやり取りなどリアリティがある描写で取引先社長と銀行で板挟みになるバンカーの苦悩がよくわかります。

相続についても勉強になるのでこれから遺産相続を控えている方は読んでおいて損はないと思います。

池井戸潤さんらしさが出ており、短編小説なので読みやすく池井戸潤さんの小説を読むのが初めての方や読書するのが久しぶりという方にもオススメの作品です。

軽く読み進めていける内容です。短編小説集なので通勤時や通学時のおともにいかがでしょうか。

さて池井戸潤さんの小説特集はいかがでしたでしょうか?池井戸潤さんの原作ってドラマ化されたり映画化されることが多いので小説を見ていなくてもドラマや映画で観たことがある!という方も多いのではないでしょうか。

小説でもドラマでも映画でもお好みのスタイルでぜひ池井戸潤さんの作品を楽しんでほしいです

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