読みやすい小説をお探しなら【百田尚樹】さんの小説がおすすめです。百田さんの小説はストーリー性に魅力があり、とにかく読み始めると止まりません。そんな読みやすい百田さんの小説をまだ手に取っていない方は必見のおすすめ小説を5選しましたので本選びのご参考になさってみてください。
『BOX!』 百田 尚樹
気弱だが優しく勉強ができる木樽と、幼馴染みの粗暴で馬鹿だがボクシングの才能に恵まれたボクシング部のエースである鏑矢。
ある出来事により木樽はボクシング部に入部する。最初は全く練習についていけない木樽が地道な努力をコツコツ続け成長していく姿と多感な高校生達がボクシングに打ち込む姿を描いたストーリーです。
本作品は努力と挫折、そして再起を描いた青春スポーツ小説の傑作です。
読書初心者やスポーツが好きな方、そしてボクシング経験者の方は始めたばかりの頃を間違いなく思い出すこと間違いありません。

上下巻の2冊で読み応えがあります!でも読みやすいので読むのが遅い私でも10日間位で読み終えました。
『野良犬の値段』 百田 尚樹
百田尚樹さんが描くミステリー小説。
ホームレスが拉致、監禁されるが犯人グループが身代金を要求したのは大手新聞社やテレビ局。犯行計画はSNSを利用して世論を巻き込んだ論争を巻き起こす。
犯人グループの狙いはなんなのか?なぜホームレスを拉致監禁して新聞社やテレビ局に身代金を要求するのか?
読みやすく登場人物の心情を丁寧に描いた本作はミステリー小説が好きな方はもちろんのこと初めてミステリー小説を読む初心者の方にオススメです!
本作品も上下巻と読み応えはありますが読み始めるとその量を忘れるほど読むのに夢中になってしまいます。

『野良犬の値段』は文庫化記念としてこんなスペシャルムービーが作成されていました。
『永遠の0』 百田 尚樹
本サイトでよくご紹介している作品です。
Amazon.co.jp2012年 書籍年間ランキング文庫部門第1位に輝いた百田尚樹さんの作品をご紹介する記事では欠かせない作品の一つです。
佐伯 健太郎がフリーライターの姉、慶子から仕事の関係で自分の祖父でもあった元特攻隊員の宮部 久蔵について調べることから始まる物語です。
健太郎は祖父 久蔵が戦った戦争の関係者や、かつて同じ部隊だった仲間から色々な話を聞かされます。
「久蔵は部隊で一番の臆病者だった」という話から久蔵に感謝する者まで・・・評価はバラバラ。
久蔵という人物がなぜ生きたかったのか?なぜ最後は特攻で死んだのか?明らかになる久蔵の生き方は必見です。
とにかく本作品は全ての世代の日本人が観るべき感動のストーリーです。

小説でも映画でもどちらでもいいです。とにかく観てください!

映画版『永遠の0』は興行収入86億円・観客動員数700万人を突破し、記録と記憶に残る大ヒット感動作品となったのはまだ記憶に新しいですね。

『永遠の0』は実話かどうかという話題もありますがこちらの物語はあくまでフィクションだと言われています。
ただ、物語に登場する『宮部 久蔵』という人物は当時の特攻隊員の一人である「大石正則」さんがモデルではないかと言われています。
『モンスター』 百田 尚樹
人は見た目でなく中身という言葉がいかに欺瞞に満ちた言葉か分かるのが百田尚樹の描く本作品『モンスター』です。
地味で不細工なため周囲から常に嘲り、モンスターと見下されていた主人公の和子はわずかな給料を整形手術につぎ込み徐々に美しくなっていく。
美しくなると変わる周囲の反応と待遇。女性のヒエラルキーを上り詰めていく姿は痛快でありながらもどこか悲しい。読み手を引き付ける力は百田尚樹作品の中でもトップクラスです。
読書初心者から美容に興味がある女性におすすめです。
良くも悪くも感想としては『永遠の0』と同じ作家さんが書いた作品とは思えないので、『永遠の0』を読んでから本作品に興味を持って読む場合は全く別物の作品だと認識してから読み始めることをおすすめします。

私は続きが気になってしまって一気に読んでしまいましたね。なんだか色々な意味で考えさせられます。
『影法師』 百田 尚樹
歴史小説である本作品『影法師』は二人の武士を描いた作品です。
筆頭国家老にまで上り詰めた勘一には竹馬の友でかつて将来を嘱望されていた彦四郎がいた。
彦四郎が死んだことを知った勘一は彦四郎の死を調べるが、調べていく内にかつての自分の出世への転機に彦四郎の影があったことに気が付く。
彦四郎の行動が明らかになる内に勘一の危機で彦四郎が影のように尽力していたことがわかる本作品は歴史小説好きな方から初めて歴史小説を読む人にもオススメできます。
当時の武士社会のしきたりや階級などもわかるので歴史好きや興味を抱いている方は勉強にもなります。

熱い友情に心打たれます。久しぶりに感動して涙が出た作品でした。

百田尚樹さんの小説特集はいかがでしたでしょうか?個人的にはやはり『永遠の0』が特に推しですね。
でも百田さんの小説はどれも読みやすい作品ばかりなのでぜひ1冊手に取ってみてください。
百田尚樹さんの小説は数ある小説家さんの中でも特に読みやすいと評判です。
その理由に様々ですが個人的には段落の付け方が良かったり、ストーリー展開がテンポ良く進むので読み手を飽きさせない工夫がされていることが考えれます。
なので読書が苦手な方や、小説を読むのが苦手な方に試しに百田尚樹さんの作品をおすすめしたいですね。

どうしても活字を読むのが苦手だという方や目が疲れやすく読書が苦だという方はオーディオブックという『聴く読書』をおすすめします。
百田尚樹さんの他、読みやすくておすすめな作家は?
『読みやすい』で評判の百田尚樹さんの小説をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
百田さんの小説は読み手が読みやすいように色々な工夫をされていると思いますが、百田さんの他にも読みやすい小説を書かれている作家さんはいらっしゃいます。
例えばミステリー、推理小説で有名な伊坂幸太郎さん。

直木賞受賞作家でもある辻村深月さんの小説も読みやすいです。

辻村深月さんの小説はこちらの記事でもご紹介しています。
また、ライトノベル作家としても有名な有川浩さんの小説も個人的には読みやすくて面白い作品が多いです。

有川浩さんの小説もいいですよね~、こちらの記事でも有川さんの小説を2本ご紹介していますよ。
小説の読みやすい・読みにくいは読み手と書き手の相性の問題もありますので一概には言えませんが上述しました作家さんの小説は読みやすいと評判です。
読書が苦手と感じている方は読みやすいと評判の小説から読み始めることをおすすめします。
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