休日や家でのおうち時間はのんびりと読書をしよう。女性作家による小説5選特集。

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次の休日は読書でもしながら、おうち時間を堪能しませんか?そんな読書時間を共にするおすすめ小説に、本記事では【女性作家】による小説を勝手に5選ご紹介しております。ぜひ本選びのご参考にしてみてください。

『夜中の薔薇 』 向田邦子

向田邦子さんの生涯最後のエッセイです。

数ページの短いエッセイが集められいて、向田さんの日常をのぞいているような感じがしました。飾らない自然体で真っ直ぐに書かれていて清々しい気持ちになります。

欲深さもあり、そこが身近な人間っぽさに思えてとても魅力的な人だなと思いました。昭和時代の話ですが、まるで今も生きているかようで、毎日を楽しんで過ごされているように感じます。

中でもお勧めの手抜きのもてなし料理は実際に作ってみたくなるほど簡単で美味しそうでした。食べることを大切にしている人は魅力的な人が多いなとよく感じるのですが、このエッセイからも伝わってきました。

最後のエッセイになってしまったのは皮肉ですが、彼女のように強く生きた女性にはとても憧れます

『魯肉飯(ロバプン)のさえずり 』 温又柔

台湾出身の母と日本人の父を持つ桃嘉は就活に失敗し、エリート青年と結婚するも、浮気をされ上手くいかなくなります。

そんな時に母が日本に来た経緯を知ることになります。日本語で上手く伝えられないながらも娘への深い愛を待つ母、妻を温かく見守る父親、思春期に外国人の母を持つことを隠したいと思った自分を後悔した桃嘉。

個人的な感想として、家族それぞれの思いやる愛にじんわりと感動しました。そして言葉や文化の違い、歴史について考えさせられます。

小説内には母が話す台湾語、中国語が日本語に交じってでてくるのですがなんとも心地の良いフレーズが多くて癒されます。

愛する気持ち、思いやる気持ちはいいなと思わせてくれる一冊です。

『強運の持ち主』 瀬尾まいこ

OLから占い師「ルイーズ吉田」転職し、やってくるお客さん達とのお話です。

占いが当たらなくても通い続ける女子高生、おしまいが見える青年、深刻な悩みを持つ小学生と占いにくるお客さんは個性豊かです。

何を言われてもどう捉えるかは自分次第、相手を想うこと、この後にどう行動するかで結果が変わるものだと感じました。

私も最後の一押しをしてほしいから占いに行くことがあるのでとても共感できました。答えが決まっていて、ぽんと背中を押してもらうと大丈夫しれないと心が軽くなります。

優しい文章でほっこりして、前向きな気持ちになれる1冊なのでプレゼントにもおすすめです。

『本日は、お日柄もよく』 原田マハ 

この物語の主人公、こと葉が片想いしていた幼馴染の結婚式で久遠久美のスピーチを聞いて感動し、スピーチライターの久美の元に弟子入りをして、成長していく物語です。

スピーチライターという職業をこの小説で初めて知ったのですが、この職業の世界を舞台にしていることも面白く感じました。

言葉は人の心を動かす力があるのだと凄さを感じました

言葉選びだけでなく、構成や話し方などもスピーチというものがいかに重要なのかと改めて気づかされました。

物語では登場人物が気持ちのいい人が多く、そこもすっきりしていて読みやすかったです。

特に印象的なのは「困難に向いあった時想像してみるといい。3時間後の君、涙が止まっている。24時間後の君、涙は乾いている。3日後の君歩き出している。」という言葉。

この言葉は心に留めておきたいなと思います。

読み始めると引き込まれてあっという間に読んでしまいます。読後感スッキリ、とても清々しい気持ちになれます

『うつくしが丘の不幸の家』 町田そのこ

本題が気になり思わず手にした一冊です。

郊外のうつくしが丘にある1軒家に住んでいた5つの家族の話が短編になっています

その家に住んだ人は不幸になって出ていくと周りから噂されてていまいした。

結婚詐欺に合いお金も住む場所もなくした女、元夫の暴力から逃げてきた親子、不妊治療がうまくいかない夫婦、夢を描いて引っ越してきたのに過去の苦しみを思い出したりとそれぞれが不幸な思いをするのですが、家を出ていく時はとても前向きな思いで家を手放していきます。

当事者たちにしかわからないものがあるのだなと感じました。不幸な家と呼ばれる庭にある枇杷の木がとても愛しく感じました。

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