恐怖・スリル・エンターテイメント性の3拍子が揃っているから面白い。ホラー作家で有名な【山田 悠介】さん作品おすすめ5選

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『リアル鬼ごっこ』や『パズル』など話題作品を次々にリリースするホラー小説の作家として有名な山田悠介さんの作品特集です。内容が人によっては苦手だという声もありますが若い世代を中心に人気の小説家です。まだ山田悠介さんの作品を見ていない方はどんな小説があるのかご参考までに本記事で確認してみてください。

『✕ゲーム』 山田 悠介

山田悠介さんのホラー系小説です。

小学生時代、友人たちと4人で同級生の蕪木毬子をいじめていた小久保英明。

毬子へのいじめの内容を書いたくじを引き、その内容を「✕ゲーム」と称して実行していました。

ある時英明は「✕ゲーム」として毬子に告白をします。

それから12年の月日が流れた時、英明ら4人に対して始まる狂気の復讐劇…。

山田悠介さんらしい、ホラー感満載のストーリーです。文字のみだからこそ、あらゆる残虐なシーンをリアルに想像してしまい、ぞっとします。

プロローグとエピローグの内容が繋がった時は、「そうくるのかぁ…」という驚きがあります。

少々グロテスクな描写もあります。そういった内容が苦手でない方にはおすすめしたい作品です。

『ドアD』 山田 悠介

気が付くと、見知らぬ部屋に閉じ込められていた8人の若者たち。

部屋には「D」の文字が刻印された扉が1つだけ存在し、同室内にあるボタンを押し続けなければ解錠されない仕組みになっていました。

8人はどうにかしてボタンを押し続けたまま全員が扉から出る方法を考えますが、部屋には少しずつ水が入り込み…。誰かが犠牲にならなければ、次の扉は開かない。

仲間を犠牲にしてでも生き残ろうとする者、大切な人を守るために自ら犠牲になることを望む者、極限状態の彼らを待ち受けるラストとは…?

全体を通して非現実的で、ゲームの世界に入り込んだような感覚になる作品です。

謎が謎のままラストを迎える部分もあり、すっきりしないもどかしさがクセになります。

スピード感がありサクサク読めるため、中高生や本を読みなれていない方には読みやすい作品です。

『ドアD』はコミック版もありますが、個人的には小説の方が好きかな。ここは人それぞれですね

『レンタルチルドレン』 山田 悠介

愛する息子、優を病気で亡くし、絶望的な思いを抱えながら生きていた泰史と冬美。

そんな二人が紹介されたのは、子どものレンタルと売買を行うP.Iという会社でした。

彼らはそのP.Iという会社の子どもたちのリストの中から、亡くなった優と瓜二つの子どもを見つけ、迷わず「購入」します。優が帰ってきてくれたような幸福感に包まれ、泰史と冬美には笑顔が戻りました。

しかし、新たな「優」を迎え入れてから数週間で、「優」に変化が起こります。突如、急激な老化が始まったのです。

「優」の身に何が起こったのか、そもそもP.Iという会社は一体何者なのか…。

様々な技術や医療が日々進化している昨今ですが、数十年、数百年後には本当に似たようなことができてしまうのではないか、と背筋がぞっとするストーリーです

『スイッチを押すとき』 山田 悠介

本作品『スイッチを押すとき』は、『リアル鬼ごっこ』や『パズル』と並び、山田悠介さんの代表作と言われています。

子どもたちはどのような環境下で「自殺」を考え、実行するのか。

青少年自殺抑制プロジェクトの実験台として全国からランダムに選ばれた子どもたちは、心臓を止める装置を埋め込まれ、その作動スイッチを手渡されます。

国の実験台とされた子どもたちが収容される施設の監視員、南洋平。彼は何人もの子どもたちが自ら死を選んでいく姿を目の当たりにし、どうにかしてやりたいと思うようになります。

そんな時、新たに配属された施設では、7年もの間スイッチを押さずに生き延びている子どもたちがいました。洋平は彼らと共に施設から脱獄し、彼らの「願い」を叶えてやろうと必死に逃亡生活を続けます。

子どもたちの「願い」は叶うのか、彼らが最終的に選ぶ道とは…?

ラストまでとにかく切なく、胸が痛む場面も多いのですが、「生きる意味」や「大切な人を想う気持ち」を改めて考えさせられる作品です。

私の感想としては命の尊さを改めて考えるきっかけになりました。『スイッチを押すとき』はコミック版もあります

『名のないシシャ』 山田 悠介

山田悠介さんといえば恐怖・ホラー系のイメージが強いですが本作品『名のないシシャ』はいい意味で山田悠介さんらしくない感動ストーリーです。

人間の寿命が秒単位で見え、自らは子どもの姿のまま年を取らない「名のないシシャ」たち。

彼らは自分がもつ3年分の時間を人間に分け与えることができる特殊な能力を持っていました。

でもその時間の全てを分け与えること=自らの死を意味するので、彼らは自分たちの寿命を縮めてまで時間を捧げたいという思いになることもなく、ただ日々を過ごしていました。

しかし、そんな彼らがそれぞれの運命の人(人間)と出会い、喜びや悲しみ、自らの能力を誰かのために使いたいという思いを抱くようになるのです。

「名前」を付けてもらい、共に時間を過ごし、人間の生と死を間近で感じ、何者でもなかった彼らがそれぞれの存在意義を感じ取っていく。

この作品はとても心が温まり、切なく、優しい気持ちになれる物語です。

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