悩んでいる大人や思春期・多感期の学生(お子様)におすすめしたい小説特集。

こんな時に読みたい

本は自分の手元にさえあれば自分のタイミングで好きな時間に好きなだけ楽しめます。また、悩んでいる時があっても本を読むことによって元気が出たり気分がリフレッシュされることが多々あるので「読書」とは本当にいいものだなとつくづく感じます。

本記事では悩んでいる・落ち込んでいる・考え込んでしまっている大人や、何かと多感な時期のお子様へおすすめしたい小説をご紹介しています。

寝る前におすすめ。今の自分が理想とはかけ離れていてもそれはそれでいいんだと思える1冊【私は私のままで生きることにした】

著者:キム・スヒョン

韓国でベストセラーになった1冊です。

よくある自己啓発本かと思いながら読み始めましたが実際に読み始めると惹きこまれ、2回読み返してしまったほどです。

著者は韓国人ですが、日々の生きにくさを感じるのは日本が韓国と似て閉鎖的な所がありそこも共感できました。

完璧であることよりも自分がどう考えて、どう行動していくのか、何に価値を置くのか改めて自分と向き合う時間となりました。

文章は横書きでネット記事を読んでいる感覚で読みやすいです。

居場所が無いわけでもないのに孤独を感じていたり、今の生活に疑問を持っている人に是非読んでほしいです。

新しい答えが見つかるきっかけになると思います。

この作品の他に、就寝前のちょっとした読書におすすめの小説は下記記事で特集しています。

多感で大事な時期である小学生(高学年)にプレゼントしたいおすすめの1冊【虹のランナーズ】

著者:浅田宗一郎

お寺の住職さんが書いている小説です。とある法事の時にいただいたのがきっかけで読みました。

子供にもわかるように書かれているので小学生のお子様でも読めます。

あるお寺では毎日走る練習をしている子供たちがいます。子供たちはそれぞれ親の死別、離婚、いじめ、親からの虐待、大震災でも心の傷など悩みを抱えています。

お互いが思いやりながらともに前を向こうとする子供たち、そんな子供たちをそっと見守る住職さんとのやり取りに心が温かくなります。

現実は受け入れることが大切。ありのままを受け入れることが次へのステップになるのだと教えてくれます。

大人にもおすすめですが本書は多感な思春期の子供たちにぜひ読んでいただきた1冊です。きっと響く物語です。

「東京ラブストーリー」の柴門ふみさんと「ビューティフルライフ」の北川悦吏子さんが語る恋愛エッセイ【恋をする人しない人】

著者:柴門ふみ・北川悦吏子

恋愛をしているときは精神を使って疲れてしまったり、気持ちが重くなりすぎてうまくいかなかったり悩みはつきないですよね。

脚本家の北川悦吏子さんと、漫画家の柴門ふみさんがそれぞれの経験から恋愛を語ってくれます。

独特の恋愛観と大人な観点から冷静に恋愛というものをみることができて面白い1冊です。

お二人の対照的なところや、似たところがあったり、とらえ方はそれぞれ違うからこそ恋愛もマニュアルどおりにはいかないなとつくづく感じました。

恋愛をしている人はもちろん、していない人にも読んでほしいです。

軽く読めるエッセイ的な内容となっています。

阪神大震災の被災者でありながら避難所での精神ケアに尽力したある精神科医が書いた心に響く1冊【心の傷を癒すということ】

著者: 安 克昌

精神科医の安先生は阪神大震災の被災者でありながら避難所での精神ケアをされ、その経験を記した一冊です。

当時は避難所では精神的なケアは一般的ではなく、大災害で家族を亡くした人、家がなくなり居場所を無くした人、先の不安を感じる人が少しでも心が元気なるにはどうすればいいのか安先生の苦悩が綴られています。

心に負った大きな傷を癒すにはどうすればいいのか、被災者の声に耳を傾ける安先生の優しさが伝わってきました。

安先生はその後39歳という若さで癌で亡くなられます。

彼が残した想いを私たちが繋いでいかないといけないと思います。とても心に響く深い言葉が沢山あり温かい気持ちになりました。

読後感がさわやかで癒されます。家族がテーマの優しい気持ちになれる【水を縫う】

著者:寺地はるな

著者の寺地はるなさんは元々会社勤めと主婦をしながら小説を書き始め2014年に『ビオレタ』で小説家デビューを果たし同作品でポプラ社新人賞を受賞しています。

寺地さんのデビュー作であるビオレタは下記の記事でご紹介していますので宜しければご覧ください。

手芸が好きな高校生の息子、かわいいものを生理的に受け付けなくなった姉、普通の子供になってほしいと願う母、すべてを受け入れる祖母、離婚して別居の父親、父親を放っておけず面倒を見る黒田のそれぞれの立場から家族というものをみる物語です。

普通の家族ってなんだろうと考えさせられます。

「普通が一番」と無意識によく言うことが多いですが、人はそれぞれ何かを抱えていたり、個性を持っているので、「普通」はあるようで存在しないものだと思いました。

タイトルの「水を縫う」がとても最後にしっくりきて、読んだ後は清々しい気持ちになる物語です。

自分だけ浮いているから周りに合わせなきゃと悩んでいる学生さんにも読んでほしい作品です。

悩んでいたり立ち止まってしまった時にはこちらの記事でご紹介する本もおすすめです。良い本に出会えるといいですね。

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