本選びに迷ったら映画化された原作を見よう!映画化された小説おすすめ5選。PART3

映画の原作になった小説

映画化された小説だけをご紹介する記事の第3弾です。次に読みたい本が見つからない、読書意欲はあるけど何を読んだらいいのか分からない方はぜひご参考にしてみてください。

映画を見て原作が気になり、それを読んだらもっと面白かったという経験はありませんか?

読書を始めてまだ間もない方は本の選び方が分からないという悩みもあるはずです。

今回ご紹介する「映画化された小説おすすめ5選」では活字を読んでも文字から情景を思い浮かべられるような作品をピックアップしてみましたのでご参考にしてみてください。

主婦におすすめ。平凡な主婦がやってしまったことは悪いことだけど何故か共感してしまう【紙の月】

著者:角田光代

「実話を元に書かれたのではないか」と言われているこの作品。

平凡な主婦が、若い男性との出逢いををきっかけに、パート先の銀行から多額の横領を繰り返すという物語。

なぜこの女性は横領に手を染め、止める事が出来なかったのか。お金で幸せを実現する事が出来るのか・・

一見自分とは無関係に思える事件に思えますが、読み進めていくうちに横領を繰り返す度に主人公の衝動の裏にある気持ちの揺れや、日常の虚無感を懸命に埋めようとする女性にいつの間にか共感を覚えます。

物語の展開にぐいぐい引き込まれる作品です。

何不自由のない生活を送っているけど何か物足りないと感じている主婦の方は共感出来る部分も多いはずです。

物語の主人公がやっていることは許されることではありませんが、せめて本を読みながら共感するくらいならいいのではないでしょうか。

『紙の月』予告篇
映画 紙の月

考え方が変わる。人生を見つめ直すきっかけとなります【永遠のゼロ】

著者:百田尚樹

個人的にこの作品は「全ての日本人が読むべき小説」と紹介したいです。実際、私はこの作品によって日本人としてのアイデンティティに目が覚めました。

時は現在、大東亜戦争(太平洋戦争)末期に、苦戦を強いられた日本が最終的に取った、いわゆる「体当たり作戦」に参加した特別攻撃隊を祖父に持つ主人公とその姉が、“臆病者”と呼ばれた祖父の真実を調査する物語。

祖父を知る戦争経験者からの話を聞く内に、なぜ祖父がそう呼ばれるようになったのかについて実態が浮かび上がって行きます。

日本の勝利と国の存続を願って命を落として行った若きご英霊に思いを馳せながら、涙無くしては読めない作品です。

「戦争賛美小説」と揶揄されましたが、これは正真正銘の「反戦小説」であり、なぜ我々が2度と戦争をしてはいけないのかを痛切に思い知らされる作品です。

また、日本人としての自分の人生をもう一度見つめ直すきっかけを与えてくれるでしょう。

永遠の0【予告】
永遠の0 映画
永遠の0
永遠の0 ドラマスペシャル編

仕事に対する考え方さえ変える。出光興産の創業者のノンフィクション長編ストーリー【海賊と呼ばれた男】

著者:百田尚樹

岡田准一さんが主人公を演じ大ヒットした映画の原作です。

出光興産創業者である出光佐三をモデルに描がかれた長編小説で、時代背景や史実に忠実な描写が多く、綿密な調査の上に仕上げられた作品である事が良く分かります。

読みどころは、第2次大戦後、生存した従業員の雇用を守りながらも戦後復興に貢献する気概と、日本の石油メジャーの独占と競争妨害に対抗するため、独自の石油確保ルートを開拓する道を選択し、当時英国から搾取され続けていたイランの石油産業を救う契機になった「日章丸事件」。

主人公(国岡鐡造)の開拓精神の元にある国家観や人間愛に強く感銘を受ける物語です。

物語自体も内容の濃いものとなっていますがこれから経営者を目指している方や現在経営者の方にとってもモチベーションが上がるツールとしても使える書籍となっています。

「海賊とよばれた男」予告 Ron DtMendoza
映画 海賊と呼ばれた男

思わず胸打つストーリーが高評価。芥川賞作家「吉田修一」さんの代表作【悪人】

著者:吉田修一

妻を突然のバス事故で亡くした津村は同じ事故で母を亡くした親子と出会い妻の死を受け入れていく物語です。

妻が亡くなった時、涙が出ず、愛していたのかわからなかった津村ですが、母を亡くした幼い兄弟と触れ合ううちに、自分が妻のことを愛していたことに気づきます。

いなくなってはじめて大切さに気付いてしまう所は切なく泣けました。

大切な存在での妻を大事にできていなかったことの後悔は一生続くかもしれないですが、この先の津村の生き方に期待したいと読んでいて感じました。

もう少し先の津村の様子を見守れたらより印象に残る小説になった気がします。

映画 『悪人』 予告編 プロモ映像
映画 悪人

第129回直木賞候補作品。読みやすい・面白い・感動のおすすめミステリー小説【重力ピエロ】

著者:伊坂幸太郎

仙台で発生した連続放火事件から始まるミステリー小説。

主人公は遺伝子研究をする会社に勤めており、彼にはグラフィックデザイナーの2歳下の弟がいます。

街の落書きを消す仕事をする弟から、放火の発生にはある「ルール」が存在することを聞いた主人公は、この連続放火を調べ始めます。

そして、この放火ルールには、ある不思議な動機が隠されている事を知ることになるのですが・・。

兄弟を取り巻く人間関係描写にも色々な想像を掻き立てるテンポの良い展開と、先が気になって次々とページをめくってしまう、一気読み間違いなしの作品です。

気分転換に何かエンタメ系が読みたいなあ・・という方にはおススメの作品です。

映画『重力ピエロ』予告編

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