本選びに迷ったら映画化された原作を見よう!映画化された小説おすすめ5選。

映画の原作になった小説

読書は苦手だけどドラマや映画は見る!という方には是非小説にもトライしていただきたいです。そこで本記事では小説をより身近に感じていただく為に映画化されている小説をご紹介したいと思います。

映画には映画の魅力がありますが、その原作となっている小説を読むと一つの物語で二通りの楽しみが味わえます。

特に小説を映画化したものは全てを映画化出来ない部分もあり、どうしても登場人物の心情など省略されてしまう部分もあります。

映画を見た後に原作である小説を見ると「こういうことだったのか」と改めて発見出来ることもあり、そのストーリーをより理解出来ることも多々あります。

小説には興味が無いという方も「映画化されている」と分かれば興味が湧くのではないでしょうか。

ぜひ、ご参考にしてみてください。

西暦3000年の未来における恐怖の鬼ごっこ【リアル鬼ごっこ】

著者:山田 悠介

時は西暦3000年、「佐藤姓を探し出し、捕獲して抹殺する」という常識も道徳も一切無視した7日間の鬼ごっこが開催されます。

全てのはじまりは「自分と同じ佐藤姓が多く存在することが気に入らない」という国王の発案。

物語の主人公である佐藤翼は、幼いころ父親の暴力に耐えかねて家を出て行ってしまった母や妹に会いたいという思いを胸に、迫りくる鬼から必死に逃げます。

次々と「佐藤姓」が捕らわれていく中、翼の願いは叶うのか、国王の理不尽な要求はどのような決着を迎えるのか、物語はスピード感のある展開で進みます。

自費出版のデビュー作であることから、表現方法や登場人物の描き方には賛否両論ありますが、突拍子もない設定が他にはない面白さを感じられる作品です。

「リアル鬼ごっこ」予告編

強盗殺人を犯した罪で服役中の兄とその弟の物語【手紙】

著者:東野 圭吾

仕事、恋人、好きなこと…。武島直貴は兄の存在が原因で幾度となく大切なものを失う人生を過ごしてきました。

直貴の兄、剛志は強盗殺人の罪で服役中。何年経ってもつきまとう「強盗殺人犯の弟」というレッテル。毎月刑務所から直貴宛に送られてくる剛志からの手紙も次第に開封しなくなり、兄とは無関係の人間になりたいと願うようになります。

苦しみ続けた直貴の人生は救われるのか…。この作品が「被害者家族」という視点であれば純粋に感情移入ができ、「犯人が許せない」とか「大切な人を失って悲しい」とか、単純にそれだけで読み進められる作品なのかもしれない。

しかしこの作品の肝は「加害者家族」の視点で描かれていること。もし自分の周りにそんな人がいたらどんな感情を抱き、どんな態度を取るのだろう…と考えさせられる作品です。

手紙.mp4

意識不明になった娘を取り戻したい母親の苦悩を描くストーリー【人魚の眠る家】

著者:東野 圭吾

プールでの事故により「おそらく脳死」状態となった娘の瑞穂。

ただ静かに眠っているように見える娘はもう二度と目を覚まさない…?そんな現実を薫子(母親)と和昌(父親)は一度受け入れます。

しかし薫子は「娘はまだ生きている、脳死なんてしていない」とあらゆる最新技術を駆使して、眠り続ける娘に自発呼吸をさせたり手足を動かしたりと、狂気ともとれる行動をとっていきます。

瑞穂は「生きている」のか「死んでいる」のか、人の死とは何なのか…?娘を想うあまりエスカレートしていく薫子の言動に、「人の生と死」という壮大なテーマを考えさせられる作品です。

映画『人魚の眠る家』 予告編

80分しか記憶が持たない数学者の奇跡と感動の物語【博士の愛した数式】

著者:小川 洋子

80分しか記憶が持たない数学者「博士」、彼のもとに派遣された家政婦「私」とその息子「ルート」の3人が織りなす日常を描いた作品です。

作中ではあらゆる数字や数式の美しさが表現されており、ストーリーと共に楽しむことができます。

「私」と「ルート」は「博士」に何度忘れられてもまた最初から関係を築き、「博士」と過ごす時間を大切にしていました。

物語の後半では、そんな「博士」との毎日に少しずつ変化が訪れます。

全体を通して切なさ、悲しみ、そんな感情を抱かせるのに、同時に美しさや温かみも感じられる不思議な作品です。

心温まる優しい物語なので、全ての年代の方におすすめです。

博士の愛した数式

安楽死をしようとした12人の子どもたちが繰り広げるミステリーストーリー【十二人の死にたい子どもたち】

著者:冲方 丁

廃病院の一室に集まったのは、各々の事情を抱え自ら死を選ぼうとする十二人の子どもたち。

彼らの目的は「集団安楽死」であり、実行の条件は全員一致で賛成であること。

廃病院に集った時点で全員が賛成、当然実行に移されるものと思われましたが、彼らが集った一室のベッドには誰も知らない「十三人目」が…。

この「十三人目」をめぐり真相を解明すべきという者たちが「集団安楽死」の即実行に反対します。

当初の目的である「集団安楽死」は実行されるのか、ベッドに横たわる「十三人目」は誰なのか、真相が迫るにつれ見えてくるそれぞれの思惑や思いが交差するサスペンスです。

ラストは「そうきたか…」と良い意味で期待を裏切られます。登場人物が全員子どもたちのため、若い方でも読みやすいミステリーです。

映画『十二人の死にたい子どもたち』予告【HD】2019年1月25日(金)公開

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